5.松本佳祐

(103期)

北九州市民の安全を守るプロに近かった男

 皆さんこんにちは。103期の松本佳祐です。(東筑高校でレフト側の校舎を超えたホームランを打ったのは私です。)

 

 103期と言えば第113回九州地区高等学校野球大会ではあと1勝、または山本部長のくじ運が良ければ甲子園に行けた世代です(笑)。詳しくは続・東筑野球史をご覧ください。

 

 さて、いま私は北九州市消防局で消防士として働いています。ずっと消防士を夢見ていたわけではなく、当初の夢はプロ野球選手になることでした。高校3年生の時には少し手の届くところまで行けたような気がしています。

現在の松本さん(103期)

 その後は怪我等もあり第二の目標であった消防士を選びました。

 

 消防士を選んだきっかけとして、87期の中尾さん(現北九州市消防局指令課長)の存在が大きかったですね。中尾さんは消防士でもあり、2年間だけ若松中学校の体育の先生でした。その時の教え子が私であり、その時に東筑高校野球部の素晴らしさ消防士のやりがいを教えていただきました。

現役当時の朝日新聞の記事

バッターは松本さん(103期)

 そして今、市民の生命、身体、財産を災害から守るために消防士として日々頑張っています。

 

 1番やりがいを感じることは市民の方から「ありがとうございます」と言ってもらえた時ですね。

過酷な現場で助かった時や、道案内をした時など、さまざな場面で言ってもらえる「ありがとうございます」が日々の仕事のモチベーションとなっています。

 

 北九州市消防局には多くの東筑野球部の方が在籍しています。頼れる先輩、後輩とこれからも文武両道、質実剛健の精神のもと頑張っていきます!